Persona3小説 Wand. 埋み火の旋律(仔主受け)☆◆ 忍者ブログ

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Wand. 埋み火の旋律(仔主受け)☆◆



ずっとしろいへや。
まぶしいてんじょう。

あおいまど。

あたたかい、もうふのなか。
やわらかいごはん。

うすいピンクのふくとぼうしの、しらないおんなのひと。 しろいスプーン。
つみきをいっぱいくれた。かたくて、いろんなかたち。

これ、しってる。 あおいのと、しろいのがすき。
つみきは、しかくをおいて、まるいながいのをおく。さんかくをのせる。

「これはなに?」っていったから、「ひとくい 」っていった。

「ふうん、おばけなんだ 」「ちがう、おうさま 」

「おうさまなの。 すごいね、アキラくん。 よくできたね 」

なでなで。 うれしくってきもちいい。
ピンクのおんなのひとは、いつもわらってる。

「にっこりわらってごらん 」って、ほっぺ、さわった。

おんなのひと、やさしい。


おとこのひとも、やさしかった。

みんながおじぎしてる、しろいふくのえらいおじさんは、あめをくれた。
ふたりっきりのとき、いっぱいなでたあとに、いつもあめをくれて、

「だれにもないしょだよ 」ってゆびきりした。



「ないしょって、どっち? 」
ある日、おじさんが『しんさつ』にきたとき、ぼくはきいてみた。

ないしょなのは、むねやおしりをなでるのと、あめをくれるのと、どっちのこと?

おじさんは、ベッドにねてるぼくをみおろして、
「どっちもだよ 」といった。 そして、ぼくのぱんつをさげた。
それから、いつもみたく、ぼくのおちんちんをなめた。

だけどその日は、いつもとちがってなかなかおわらなくて、だんだんしびれてきもちわるくなってきた。
おしっこがしたくなって、「おトイレぇ!」っておおごえだしたら、おおきいてでくちをふさがれた。
あたまのなかに、へんなひかりのえがぱぁってうかんだ。

まるい、お月さまのえだった。

あしがつりそう、おちんちんもぎくぎくする。
おじさんが、さきっぽをなめながら、おちんちんのかわをぎゅってひっぱった。
むねが、どきどきする。 はぁはぁしてたら、くちから手がはなれた。

いきできる。 うれしい。

「いたい?」ってきかれたから、しょうじきに「ちょっといたい 」ってこたえた。

おじさんは、「へんだなあ、」といった。
それからぼくのおちんちんを、すっぽりたべて、くちのなかでれろれろした。

「んっ...ん、あ...ぁ、あ、お、じさぁん、ううっ、」

ももがぶるぶるしてきて、つっぱってきた。
ぎゅっとあしをとじたら、おじさんのおひげにチクチクされて、いたくなった。

おちんちんが、クンッてなった。 お月さまが、ぬうっておおきくなった。

「はーっ...っあ、...はーっ」

つかまれてるおしりがびくんってなった。 あしがかってに、ひらいた。
おじさんのくちのなかで、おちんちんがかたくなって、ぬるってすべった。

「ひゃっ」 おちんちんがズキンズキンする。「ううっ、」

おじさんは「きもちいいかい? 」ってわらった。

そして、ずるーってなめた。
きもちよくて「いんっ いいっ」って、こえが、でた。

おじさんはよろこんだ。 くちにいれたまま、「あきらくん、あきらくん、」ってしゃべってる。ぎゅぎゅってすわれて、はりがさしたみたいに、いたくなって、おしっこ、でそう。

「...あっ、」 とめようとしておなかにちからをいれたのに、とまらない。

「あーっ こわいよう!」
どうしよう。 おしりのあながきゅんきゅんする。 こわい。
めをつぶったら、まっくらでお月さまがいっぱいになった。
おなかがあったかい、じわじわする。
「...うっ、あ。ア...あんっ」
おじさんは、ちゅうちゅうしながらのんでるみたいだった。
「ごめんなさい、ごめんなさい 」
おもらししちゃった。 きっとおこられる。なきそう。

おじさんは、「いいんだよ。これは、いいことなんだ。 ほんとうにかわいいね 」
そういって、ぺちゃぺちゃおとをたてた。

こえがやさしかった。すごくほっとした。よかったあ。
おちんちんが、ぬるぬるしてる。 おかゆのなかを、およいでるみたい。

「うっ...んんっ」
おしっこしたのに、おしりとつまさきがびくびくしてる。 へんなかんじ。

おじさんは、ぼくをからだじゅうなでて、いろんなところをなめた。おなじところをずっとされるのは、こえをがまんできたけど、とつぜんむねやおしりをかまれると、くすぐったくて、いたくて、こえがでてしまう。

おおごえをだすと、『おしおき 』される。
くちをぴたっとふさがれて、くるしくされる。

ぼくは、おじさんがこれをはじめるときは、じぶんのてくびをかめばいいなっておもった。

おじさんはむねをちゅっとして、「アキラくんもなめてみるかい? 」っていった。
ぼくはあたまがぼーっとして、つかれて、こえがでなかった。
いきがくるしくて、はーはーしてたら、おじさんはおきあがって、ズボンをおろした。

みたら、けむくじゃらのおなかをだしてた。
すごく、くろい。 もじゃもじゃしてる。
もじゃもじゃから、あかくってちゃいろい、おおきなヘビみたいのがはえてる。
びっくりしてたら、おじさんはぼくのあたまをなでて、かみをにぎった。

「さわってごらん 」
「これ、いきてるの? 」

ぼくがヘビにきいたら、ヘビはうえにぶるんとはねた。
「わあっ」 しんぞうがどきんとした。

「はは、いきてるけど...こわくないよ。 やさしくなでなさい 」
おじさんがためいきをして、ぼくのかおにヘビをちかづけた。

かまれたらいやだから、なかよしになりたくって、おそるおそるヘビのあたまをなでてみた。 ふにふにしてて、なまあったかい。てになにか、しるがついた。 なんだろう、 ...ねばねばしてる。
てのひらをみてたら、おじさんは「にぎってみようか 」といって、ぼくのてくびをつかんだ。

おやゆびをひっかけて、ほかのゆびをうえからおさえて、しっかりにぎらせた。
かたくておおきくて、ドクンドクンしてる。

すごい! ...こんなヘビ、いるんだ。

おじさんは、そのままぼくのてをむにむにうごかした。
ヘビがびくっとふるえた。 かわだけがにゅるっとうごいてる。
てがあつくなってきた。 おじさんが、はあはあしてる。 くるしいのかな。

「だいじょうぶ? 」ってみあげたら、おじさんはうすめでぼくをみて、くちをすこしあけていた。わらってるから、だいじょうぶなのかな。

ずっとうでをゆらされて、てくびとひじがいたくなってきた。

「...おじさん、うでがいたい 」 すこしこわくなって、ちいさなこえでいった。
「せんせいってよびなさい。 もうちょっとだから... 」
「うん、」

じっとみてたら、ヘビのてっぺんにあるくろいちいさいあなが、ひくひくした。

おじさんが、ぼくのあたまをぐいってヘビにちかづけた。
いきなりだったので、「わあっ」ってなった。
なにかあついのが、びゅびゅってぼくのかおにかかった。
めにはいりそうになって、ぎゅってつぶった。
くちのなかに、すこしはいった。

へんなにおいの、へんなあじ。すっぱい。にがい。ぺってだした。

おじさんは、おなかのヘビをぼくのほっぺやあごに、ごしごしした。
ねばねばが、かおじゅうにひろがってく。

へびはだんだんやわらかくなって、しわしわになってしまった。

ひえたへびのよだれは、すごくくさい。
ぼくはきもちわるくなって、うぇってしそうになった。

「あきらくん、すごいかおだ...」 おじさんが、はあはあしながら、わらった。

おじさんはヘビをしまった。 ぼくはほっとした。
かまないけど、どくへびだ。 いっぱいどくをはいた。

「これもいいことなの? 」
「とってもいいことだよ 」

おじさんは、うでがいたくってあせがびっしょりになった、ぼくのかおをふいた。
それから、おかしをくれて、
「アキラくん、ずっとにゅういんしててほしいなあ 」って、いってくれた。




 ぴんくのやさしいおんなの人がこなくなって、かわりにおにいさんがくるようになった。
おにいさんは、かみがおんなの人みたいにながくて、メガネをかけてる。

でも、おんなの人みたいにやさしくない。

ぼくをじっとみて、よくわからないことをきいてきて、ノートにたくさん何かをかいてる。
それなのに、ぼくが何かをきいても、こたえがほんきじゃないみたい。

ぼくは、おんなの人がこないのがかなしくって、まくらをだっこしてないていた。


(どうしてなの?  ぼくが、いいこじゃなかったから?)

ぼくにいろいろきいてくれた、おんなの人。 おもしろいおはなしをしてくれた。
つみきでたくさん、あそんでくれたのに。

もう、あたまがまっかになって、なみだがとまらない。 あたまいたい。 のどもいたい。

...ほめてもらいたかったんだ。

いいこと、したのに。

おんなの人はびっくりしたみたいに、きゃっておおごえだして、いなくなった。

どうして...

わかんないよ。
くるしいよ。






えらいおじさんも、こなくなった...
だけど、代わりにおそうじのおじさんが、ぼくをさわるようになった。

まえから、ぼくをにこにこしながらみてたおじさんだ。
みずいろのふくをきて、モップをもってる。


このおじさんも、えらいおじさんとおなじことをしたけど、ぼくをよつんばいにして、おしりをなめるようになった。
なめられてるときはいいけど、にくをつかまれて、おやゆびでよこにひろげられると、いたかった。
ひろげたおしりの中をなめながら、おちんちんをさわってくる。
はじめてされたときは、いたくて、きもちよくて、きもちわるかった。
穴におじさんのべろがはいってきて、中をモゾモゾなめられる。 ううっってこえがでちゃう。
ぬかれるときは、ぞくっとして、うんちがしたくなる。
おじさんのおひげがざりざりしていたいのに、グイグイおされた。
いつもはぼくのおしりをもちあげてるだけだったのに、うごけないほどつよくつかまれてゆらされた。
おひげがいたい、いたいまんなかが、きもちいい。 どっちなのか、わからなくなってきた。
「いたいよ、いたいよう、」 だんだんこわくなってきて、なきごえをだした。ぼくを、どうするきなの?
おじさんは、「なにいってんだ? ウソをつくんじゃない 」といって、タオルでぼくのくちをしばった。
きゅうに、おじさんが、こわいかいぶつになった。
どこでもいいから、にげたくなった。いきができない、タオルがくるしくってあつい。
おじさんは、おやゆびをぼくに入れた。
いたいつかみかたで、りょうほうからグイってされてぼくはからだがさけちゃうとおもった。
おおごえだしたのに、タオルが口につまって、ひぃひぃちいさいこえと、アツいいきしかでない。
あばれてにげようとしたら、おしりをすごくたたかれた。
「わるいこは、みんなにきらわれるぞ 」 ってきこえた。
いいこじゃないと、きらわれる。 おじさんにきらわれるのは、いやだ。
きらわれたら、いたくされる。 くるしくされる。
かなしくって、なきながら、うん、うん、ってうなずいた。
でもやっぱりこわくって、うしろをふりかえったら、おじさんはやさしいかおになっていた。
手になにかもって、なめてる。
みたときは、「おくちをあーんして 」っていわれるときの、ライトだとおもった。おなじ、もちかただったから。
でも、よくみたらちがった。 
もっと大きくて、ひもがついたロケットみたいなかたちの、つるんとしたぎんいろのぼうだった。
「はやく、ならさねえとな 」
おじさんは口からそれをだして、ぼくのおしりにさした。
ぼくはおおきなひめいをあげた。タオルをされてても、耳にひびくぐらいだった。
いたくていたくて、ものすごくいたい。
あばれたら、ばしんばしんってせなかをたたかれた。
おじさんは、ぼくをおさえて、ベッドの上にあがった。
せなかにのっかってきて、いきができなくなった。
おしりをひろげて、ロケットをさしてくる。 
入ってこないように、いっしょうけんめい力をいれた。
おじさんは、またおしりをたたいて、左右にぐいぐいひろげた。

「あーっ! いた、いたいよ、いたい!」

先がすこし入ってきた。ひめいをあげた。おじさんはそれをむりやりずるっとおしこんだ。
「あっあううッ!」
つめたいロケットが、おなかいっぱいに、ぼくにささってる。
おじさんは、ふといヒモをぼくのこしでぎゅっとむすんだ。
「はあっ、は...っ、は...あっ、」
「あした外してやるから、このままにしとけよ 」
そして、ぼくをひっくりかえして、おちんちんをなめた。
「ぁんっ うっ う、」

体がびくんってなると、中ではさまってるのがあばれて、おなかがきゅって締まってぞくぞくする。ロケットのとんがりがぴくぴく刺してくる、おへそをやぶってでてきそう。いきてるみたいだ。
また、お月さまが、くる... みどりのお月さまが、
「はあっ はあっ 」
むねが、やぶれそうでこわい。せなかが、中のロケットにあたってじんじんしてくる。
おじさんはぼくをなめながらロケットをぐりぐりうごかした。体じゅうがびくびくした。しろいおしっこが、でちゃう。でちゃうよ。
「ひぅ、うっ、ぅ... 」
おじさんのしたが、口の中ではねてるぼくのおちんちんを、くすぐった。
「あうっ あっああっ!」

ひくんっとして、ぼくはおもらしした。



かえるしたくをしてるおじさんに、このロケットはなんなの? ってきいてみた。
「いつか、アキラくんを、ほんとうにだっこしたいからだ 」
「...ほんとうの、だっこ? 」
「だいすきな子にするだっこだよ 」
「...お、おじさん、ぼくのこと、すきなの? 」
「おとなしく言うこときいてりゃ、だいすきだ。 はやくいっしょに、イイコトしような 」
「ウン...」








メガネのおにいさんが『しんさつ』にきた。

ぼくは、おにいさんに、「おにいさんは、いいことしないの? 」ってきいてみた。
おにいさんは、「いいことってなんだい? 」といって、ぼくをじっとみた。
きゅうに、しんぱいなきもちになった。「ぼくに、さわらないの? 」
「...きみは、いまもさわられてるのかい? 」おにいさんの目が、ほそくなった。
ないしょ、だよね。 ゆびきりしたえらいおじさんは、もう、こないのかな。ぼくはべつなほうをいうことにした。
「あの、..あのね。
...おしりの中のロケット、いったんぬいてもいい? おトイレ、いきたい」
おにいさんは、ノートになにかかいて、パタンととじた。
そしてぼくからめをそらして、「したをぬぎなさい 」といった。




「...っあう、」


おにいさんは、ぼくからロケットをぬいて、出て行った。
ぼくはほっとして、おトイレにいった。

...すごく、いたくて、なみだがでた。



二回目の冬がきた。

ぼくのおとうさんのおとうとっていう人がきて、
今日からこの人がアキラくんのおとうさんだよっていわれた。
おじさんは、ひざのうえに、くろいふしぎな形の入れものをおいてる。
おとうさん。
そのおじさんは、おとうさんじゃないと思った。
ぼくのおとうさん...
おとうさんって、なんだろう。
なんか思い出しそうで、おもいだせない。
でも、“おとうさん”は、今までのおじさんたちのだれにもにてないと思う。

ぼくは、そのおじさんと手をつないで、外に出た。
とてもつめたい。 れいぞうこをあけたみたい。 せなかが、ぶるってなった。
ふりかえったら、ぼくがでてきたおうちは、しかくくて真っ白だった。
「ここ、ぼくのおうちじゃなかったの? 」
ぼくがきいたら、おじさんは、「びょういんだぞ。しらなかったのか 」といった。
しらなかった。 びょういんって名前だったんだ...




へやじゅうにげても、すぐつかまってしまう。

「くちをあけろ 」
「言うこときかねぇと、ころすぞ 」
「そういう顔は、アニキそっくりだな 」
「おれからにげたアイツのかわりだ、おまえは 」

さいしょは、何を言われてるのか、わからなかった。
裸にされて、手くびをネクタイでしばられた。
ちゃぶだいにすわったおとうさんの足の間に、せいざさせられた。
おとうさんは、またをひらいて、おちんちんをだした。赤くて黒くて、きもちわるくてびっくりした。いままでのおじさんたちより、ずっと大きい。おとうさんはそれをにぎって、先っぽのまるいところをぽろんとだした。それから、
「ほれ、くわえろ 」
ぼくのあたまをつかんで、口にくっつけようとした。
たたみに手がついてグキッってなった。いたい。
においがすごくて、ぼくはイヤイヤって首をふった。
「きたないからやだ 」
おとうさんは、コワイ声をだした。 ぼくの髪をひっぱって、頭をたたいた。 
顔のりょうがわをつかんで、口におやゆびをつっこんだ。
ぐいぐいさけちゃいそうに、あけた。
ぼくはびっくりして、ごめんなさいってさけんだ。 こわい。
なめるから、ゆるしてくださいってないた。
そしたら、「おまえ、知ってんのか 」ってわらって、手をはなしてくれた。
「だれかに仕込まれたのか? 誰だ? 」
「お、...びょういんの、おじさんたちに 」
「なんだと。 ...こりゃあいい金づるになるな 」

またなぐられる前に、ぼくは眼をつぶって、口をあけた。




いつも、せいえきをのまされるのが、一番いやだった。
どうしたって、はきそうになってしまう。
のどのおくにすっぱくてニガくて、くさいドロドロがたまって、おえっとなる。
つばもどんどんでてしまう。かってにのどがくるしくなって、ふるえてコクンてながれこんでしまう。なめてたあごがいたくて、じんじんする。 口をあけたい...
はきだしたくて、おねがいのつもりでお父さんをみた。
お父さんは、次があるんだから早くしろといって、コワい顔をした。
だめだった。なきながらはいた。おしおきされるってわかってたけど、はいてしまった。
はなみずとなみだがくるしくて、思い切りせきこんで、ぜんぶはいた。
お父さんは、ものすごくおこって、ぼくをぶった。
あたまがはずれそうになってころがった。こんどは、けられた。
気がおかしくなって、わんわんないた。
お父さんは、ないてるぼくのまたをひらいて、間におちんちんをはさんでこすった。おとうさんのおちんちんは、すごくかたい。ぼくのおちんちんがまきこまれて、つぶれそうになる。
ものすごくいたかったけど、こわかったけど、せいえきのむより、ずっとよかった。
お父さんは、「もっとシメろ 」といって、いうこときかないぼくのひざをガムテープでぐるぐるまいた。それから、またのすきまに入れたり出したりした。
とがってかたいお父さんのあそこは、肉にあたるとすごくいたい。
むかしからどのおじさんが相手でも、はげしくされると、ぼくはいつだってないてしまう。
「いたいよいたいよう、やめてよう、やめてぇっ 」
お父さんはぼくがなくと、わらいながらますますつよくこしをふった。
そして、なんどもせいえきをだした。
なまぬるいヌルヌルしたせいえきが、あそこのあいだにたまって、きもちわるい。
あせがひえた体に、お父さんがおちんちんをなすりつけた。 
きもちわるくって、こわくって、とりはだがたってしまう。

「ザーメンクセェな。からだ、あらってこい 」
ぐったりしてたら、おとうさんがガムテープを破いて、ぼくのうでをつかんで立たせた。
かたがはずれるかとおもった。
足をダラダラおちるせいえきが、きもちわるい。
きもちわるくてじっとしてたら、タタミにこぼれたせいえきを、なめろといわれた。 こんなゴミだらけのタタミなのに。
だまってたら、おとうさんはぼくのかみをグシャグシャにつかんで、タタミにかおをこすりつけた。
しゃっくりがとまらない。おふろばにいった。 すごくさむい。
手も足もしびれてる。残ってるテープをはがしたけど、そのいたみは感じなかった  おふろばでみたら、またの間が真っ赤になって、血がにじんでた。
すごくひりひりする。
せいえきって、きずにピリピリしみる。

おとうさんは、いたくなかったのかな...
血が、なみだでぼやけてきた。

おとうさんが、バイオリンをひいてる。
ぼくは、お父さんの曲をききながら、おふろばのゆかで体をちぢめた。

足のあいだが、燃えてるみたいに熱い。
ひざをなめて、いたいのが消えるのをまった。

これ...ぼくの、大好きな曲だ。 ドビュッシーの月の光...

ぼくのために、ひいてくれてるのかな。
..おとうさん.. ...ありがとう。


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